ソフトマターの話(瀬戸先生の表現)

以前に、瀬戸先生が京大に所属されていたころに書かれた文章でソフトマターの定義を書かれていたものがあり、現在の御所属のサイトに、そのイントロが再録されていました。
瀬戸先生は、ご自身の研究の流れに基づき、以下のように書かれています。

少々厄介なソフトマターの世界を物理学で理解しようとするならば、どのような道具立てが必要か。そのためのキーワードは「秩序変数」であり「相転移」であり「自己組織化」であろう。

引用:瀬戸先生のページ

ここに書かれているように、いろんなスケールの事象が非線形な応答を示すとってもややこしい物質なのですが、これを材料として使いこなしていきたいと思います。
当然、上記のような道具立ては必要なのですが、緩和現象を上手に取り扱うためには「散逸構造」というキーワードも大事にしていこうと考えています。

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