脂環式エポキシの光カチオン重合性

追記:
ちょうどこのペーパーの閲覧数が333の並びになり、なんとなくうれしくて、追記しちゃいました。
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前回の投稿から一か月以上たってしまいました。

ちょっと肩慣らしに、簡単なものから。

ResearchGateという研究者向けのSNSサイトで、以前に書いた論文(2007年)への問い合わせがありましたので、受理前の原稿をアップしました。

以下のリンクで、その原稿を見ることができます。
Curing_properties_of_cycloaliphatic_epoxy_derivatives

案外見ていただけているようで、300回の閲覧を記録しました。

オリゴマーの偏析

最近、シミュレーションに注力しています。
その関係で、OCTA関連の本を出版される際に、一節分だけ検討結果を書きました。

Research Gate に原稿を上げておりますので、そのリンクをこちらにも示しておきます。
オリゴマーの偏析へのリンク

こちらは、まだ10回程度しか閲覧されていないようです。

東亞合成の研究報に書いたもの

東亞合成の研究報である TREND に書いた記事を「開発的な事項について」にまとめました。
その内容をこっちにも写しておきます。

オキセタン関連の仕事

1992年のR.P.I.への留学から始めた、四員環の環状エーテルであるオキセタン化合物の光カチオン重合に関する報告へのリンクです。

  • オキセタン化合物の光カチオン重合に関する総説
  • 何だか、同じような話を何回も書いています。あまりよろしくないですね。反省します。

  • 2004年
  • 環状エーテルの塩基性等についてMO計算を行い、オキセタン以外の構造のポテンシャルを検討した。
    環状エーテルの塩基性についての検討

  • 2005年
  • 工業的に広く検討されているオキセタンアルコール(OXA)の反応性について、まとめ直した結果を報告。
    OXA/Epoxidesの報告

  • 2007年
  • フェニルオキセタンとの比較で、シクロヘキシル基を有するオキセタンモノマーの特性を報告。β緩和が見られて興味深かったが、工業的にはあまり利用されていない。
    他の人が書いたオキセタンモノマーの報告

その他

オキセタンの光カチオン重合関連以外の事項については、以下にまとめました。

  • 2004年
  • オキセタンアルコールを使って、有機・無機ハイブリッド材料の検討を行ったものです。
    アルミ錯体との組み合わせでカチオン重合が開始できる系で、オニムム塩系の重合開始剤は使っていません。
    結構透明性の高いものになるので面白かったのですが、材料としては使われなかったようです。
    無機とのハイブリッド(2004年)

  • 2008年
  • ホログラム記録材料関連の仕事に関わった際に、重合収縮と記録の品質との関連について、シミュレーションを簡単にやってみた結果です。
    ホログラム記録材料(2008年)

  • 2009年
  • OCTA関連の勉強を行っていく過程で、相分離についての知見が少したまってきたので、まとめてみました。
    結構検索サイトの上位に出てきてしまうので、今となってはちょっと恥ずかしいのですが、一応、リンクを。
    相分離の総説

  • 2010年
  • これは、技術記事ではなく巻頭言ですが、まあ、一応リンクを。
    巻頭言