ソフトマターの話(瀬戸先生の表現)

以前に、瀬戸先生が京大に所属されていたころに書かれた文章でソフトマターの定義を書かれていたものがあり、現在の御所属のサイトに、そのイントロが再録されていました。
瀬戸先生は、ご自身の研究の流れに基づき、以下のように書かれています。

少々厄介なソフトマターの世界を物理学で理解しようとするならば、どのような道具立てが必要か。そのためのキーワードは「秩序変数」であり「相転移」であり「自己組織化」であろう。

引用:瀬戸先生のページ

ここに書かれているように、いろんなスケールの事象が非線形な応答を示すとってもややこしい物質なのですが、これを材料として使いこなしていきたいと思います。
当然、上記のような道具立ては必要なのですが、緩和現象を上手に取り扱うためには「散逸構造」というキーワードも大事にしていこうと考えています。

わかりやすく話す

わたしは、論理的に話そうとするとつい長くなってしまう時が多いようです。
つまり、三段論法どころではなく、五段、八段と、将棋や碁の高段者のような段数を重ねてしまう。

振り返ってみると、話している途中に「挿入句」どころではない「挿入節」を入れてしまって、新たな支流を作っているかも。
英語的には、”…, where something …”ってな感じで、something以降が長すぎる。

で、そっちの流れの分も落ちをつけようとするから、聞いている人には本筋が伝わらない。
書いているときには、書き直し(推敲)しているので、枝葉は分岐だとわかるように書けるんですが。
話しているとそうはいかない。

話すときにこそ、”K.I.S.S.”ですね。

反省。

「思考の整理学」

前の記事にも書いた、「思考の整理学」を、久しぶりに引っ張り出して眺めてみました。

約四十年前に書かれたエッセイなので、少なくとも私にとってはそんなに古臭く感じないはずなのですが、ちょっと文体が読みにくいですよね。
私は、この本は大好きですけど。

切り口とか内容は、すごくうなずける妥当なもので、結構目からうろこが落ちるような感じがするんですが、やっぱり若い人にはわかりにくいかもしれない。
この本を、以前に、会社に入社したての人たちに読ませて要約させる練習をしてみたことがありますが、なんだか文章にうまく入り込めない人が多かった記憶があります。
それと、漢文の題材を持ってくることにもついていけない人も少なからずいたような気もします。

適切な題材で、共感を呼びやすい、もう少し”up to date”なエッセイはないものかしら。

わからなかったら、三日考えてみよう

何だかよくわからないときがあるだろう。
色んなタイプのわからなさが起きるときがあるだろう。

何処からとりついていいかも、理解できないときもある。
また、最初の切り口だけは判るときもある。

そんなときは、とりあえず、三日間だけ考えてみよう。
当然、呆然と考えるのではなく、かといって、真剣に考え込んでいては疲れ果ててしまうので、いつも頭の周りを紐をつけて飛ばしているような感じで。

決して、この時点であわてる必要はない

そうやって、自分の周りを飛ばしていると、ある日突然、わかってくるかもしれない。
その状態は、いろんな表れ方をするだろう。

「分かる」というような感じで混沌の中から分別できてくるのかもしれないし、「判る」というように判明して明らかになるのかもしれないし、理(ことわり)が「解って」理解できるかもしれない。

そんなふうに時間を使って見て、考えることに飽きて興味がなくなるのなら、わかる必要もないことかもしれない。
何だか、もやもやと心に残ることならば、いずれまた、心の表層部に疑問として浮かび上がってくるだろう。

そのあたりの見極めのために、三日間ぐらいは頭の周りを飛ばしてみることをおすすめします。

で、浮かび上がってくるようなことが多い人には、例えば、外山滋比古先生の書いた「思考の整理学」の中の、「発酵」とか「寝かせる」とかを読んでみて、それをどう仕立てあげるかを考えてみることも役に立つかもしれません。

「考えをまとめて、人に伝える」

表題に示した文章を、上記メニューの「色々な考え方」の下に、追加しました。

これは、以前に、会社の若い人たちへの教育用に作ったものを、彼らの意見も取り入れながら何度も書き直したものです。

結構同じようなことを繰り返したちょっと長めの文章になっていますが、ご自身のことを振り返りながらゆっくり読んでいただければ、いいかなと思います。

研究・開発でやりたいこと

ちょっと思いついた言葉遊びをメモしておきます。

基本姿勢

やっぱり、「物事の首根っこを摑まえる」ということが何をやるにも大事だと思います。

研究と開発

ただ、その首根っこなるものが、研究と開発では異なっているのかなあと感じています。

  • 研究においては、「なぜそうなるのか?」
  • 開発では、「何をコントロールすればよいのか?」

見える化

そのとき、ついでに「見える化」することに気を付けると、人に伝えやすくなるかもしれません。

高分子討論会の中止

先ほど、高分子学会のサイトにて確認しましたが、今回の北海道地震の影響により、来週に迫った札幌での高分子討論会は中止とのこと。
http://main.spsj.or.jp/tohron/67tohron/index.html

せっかく発表しようと思っていたのですが、残念です。

不幸中の幸いとして、楽天トラベルでの予約もキャンセル料が発生しない模様です。
これでお金だけ取られていたら、大変でした。